2013年12月09日

中年男性は体臭の3重苦

先月、男性化粧品メーカーのマンダムが、30~40代男性に特有の臭いの原因物質を特定したことが発表されましたね。ジアセチルという物質だそうです。

これまで中年男性の臭いは加齢臭といわれてきましたが、どうも加齢臭だけではなかったようです。もっときつい臭い成分があったということです。

加齢臭の原因物質はノネナールというのは、広く知られるようになっています。これは、30代後半ころから発生するようです。それから徐々に発生が高まり、50代になると相当な量が発生するようですね。50代以降の「おやじ臭」は、間違いなく加齢臭。

でも、30代、40代というのは、実はノネナールの発生量は、それほど多くはないんですね。でも「おや臭」を発している。それじゃあ、その「おやじ臭」は何?ということで、マンダムが研究を続けてきたみたいです。そして特定された臭い物質がジアセチル。

そして、ジアセチルをともなう30~40代男性の特有の臭いをミドル脂臭と名づけました。

加齢臭というと、何か枯れ果てて、乾いた感じの臭いというイメージですが、ミドル脂臭は、もっと脂っぽい、生臭い臭いのようです。これが、中年男性の臭いの正体だったようです。

つまり中年男性は、汗の臭い、加齢臭、そしてミドル脂臭の3種類の臭いを体から発しているのです!

想像しただけでも、すごい臭いですね。

特に、後頭部や首の辺りから多く発するようです。枕に染み付いた臭いも、これが正体。確かに枕は臭くなりますよね。

これまで加齢臭だと思っていたのが、実は加齢臭よりももっときついニオイが、その正体だったのです。しかもトリプル臭。加齢臭ではなかったと喜ばしておきながら、もっと強烈な臭いだというのですから、どん底に突き落とされた感じです。

マンダムは、ミドル脂臭を消せるデオドラント商品を来年2月から発売するようですが、これで、やっと体臭から開放されるのでしょうか。期待したいところです。




Posted by がたべえ at 10:48│Comments(0)
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